stumps

Gallery Stump Kamakura は、複数の美術家たちで運営しているアートスペースです。2006 年5 月に神奈川県鎌倉市にある一軒家を改築し、設立しました。スタート以来、展覧会活動などを通じて、世代や分野の垣根を超え、ものと人、人と人との交流の場として機能しています。2008年現在では運営するメンバーの数は10名に広がり、更に多様な方向を思索し邁進中です。

金曜日, 3月 09, 2007

昨日はどうも

今日はたらたらと綴ってみる。
読みにくいとこもあると思うので読み飛ばしてもらって結構。

だいたい僕は一回東京に出ると、あらかたの用事を一日で済ませたいと思って奔走する。
昨日は午前中に仕事だったので、お昼から出発。まずは多摩川にあるアートリバーバンクの早川陽子さんの展示へ。なんとなく知りつつも実際に展示を観るのは初めて。展示内容はドローイングによるインスタレーションだ。丸いレンズのようなガラスの上に描かれたドローイングは、虫ピンで支えるようにして白い壁に打ち付けられている。ドローイングが落とす影は壁自体に描かれたドローイングの上で揺らめいていて気持ちいい。まるでギャラリーの前を流れる多摩川のキラキラがそのまま室内に入ってきたよう。手短に言うと、透過と円形を使うことで作品自体の構造が崩れる感じ、それはやっぱり多摩川と環境と光の関係に似ていると思う。個人的には大壁の右から二番目、蝶々の小さいのが「欲しい!」と思ったんですが、やっぱそういうのに限ってもう売れちゃってるんだな。残念。
そんでそれから用あって神保町の古本屋街へ。用事ってのは39パーティー用のプレゼント探し。買うものは決まってたんだけど、なかなか見つからない。10軒目くらいでやっと発見。ほっと胸をなでおろす。余談だけど、古本屋って好き。あれって本当にめぐり合い。どんな本でも出会うかどうかは運次第。でも出会うときは時間も場所も越えて出会えるから。あれはロマンチックだなぁ、と思う。
そんなわけで素敵なプレゼントを抱え、次は四谷に行って友人の展示を見て、その足で学校へ行って書類を提出。んで西荻窪に行って、これまた友人の展示を見にいく。アートスペース遊工房というところでやってる小林史子の展示です。駅着いて気づいたけど、バスだ。「バス乗るのかぁ」という思いを「あ うちもだった」と抑え込み、乗ると10分くらいで着く。入ると何故か外人ばっか。なんかやたらと大きい方たちに囲まれて、弱弱しく小林さんが立っている。なんかちょっとびっくりしたけど、そういえば小林さんはちょっと前までドイツに留学してたことを思い出す。おぉkokusaikouryu-。良いですね。
彼女の作品は写真とインスタレーション。元々あった住居用建築が解体されていく過程で出た元住居今廃材をもう一度、今住居に立て直す試みを写真で記録している。スペースの真ん中には彼女が立て直した建築が廃材をちらつかせて建っている。なんかかわいいミニハウスだけど明らかに住居用ではない。にもかかわらず、住居だったはずのその物体たちは住居的な思い出や、使用感やなごりを残しつつもある異様な佇まいを見せていた。この人のことは昔から観てるけど、異素材質感に対する感覚が鋭い。組み立てってのが彼女の制作の基本になってる気がする。彼女は時々そんな感覚で自分の体も作品に組み込んだりする。なんていうかパフォーマンスというよりはもう少し儀式的なその動きは、システマチックに組み立てられる分、その隙間から垣間見れる小林さんらしいどろつきがいい。久しぶりに見たいです。よろしく。あまりゆっくり話せなかったけど、また今度。
そんで今度は東京に行って春のstumpでの展示についての打ち合わせ。まだはっきりしていないから、言わないでおくけど。僕が好きなアーティストを二人呼んでなんかやろうとしている。とにかくめちゃくちゃでもいいから異世界に連れ込めたら良い。3人で散々盛り上がってテーマと方向性が定まる。話すとまた長くなるので、また詳細は後ほど報告しますね。
あぁ今日は39。楽しみ。今頃は準備が着々と進んでいることでしょう。僕もこれから合流します。ブログ書いてる場合じゃない。すみません。今行きます。
(村山)