井戸

草でよく見えないがこの空き地には井戸がある。(鎌倉駅付近)
以前この空き地には、重要文化財にもなってもおかしくないぐらいの不思議な形をした西洋風の建物が建っていた。
その西洋風の建物が建っていたときは井戸があるなんて知らなかった。
老朽化のせいか建物が取り壊され、ぽつんと井戸だけが残ったのだ。
昔自分が住んでいた家にも井戸があった。
井戸ってすごくいい!!
何故かしら井戸がある風景を見ると、気持ちが高揚する。
村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」で、主人公が井戸の中に入っていって瞑想するシーンがあったけど、自分も同じことをしたくてたまらない。
お岩さんや映画のリングのせいか、井戸に怖いイメージをもってる人が多いかもしれないが、自分は井戸に対して怖いイメージはもってない。
この空き地の井戸もそのうち埋められてしまうのだろうか。
寂しい。
井戸が自分の生活圏にあるというのは、随分と助けられる気がする。
何かその土地を浄化してくれているような、自分も浄化してくれるような。
(イッセイ)
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