stumps

Gallery Stump Kamakura は、複数の美術家たちで運営しているアートスペースです。2006 年5 月に神奈川県鎌倉市にある一軒家を改築し、設立しました。スタート以来、展覧会活動などを通じて、世代や分野の垣根を超え、ものと人、人と人との交流の場として機能しています。2008年現在では運営するメンバーの数は10名に広がり、更に多様な方向を思索し邁進中です。

火曜日, 10月 09, 2007

久々の ベルリン 展示

先日ベルリン、ミッテ地区にあるギャラリーWohnmaschineで開催中の「TAKEHITO KOGANEZAWA walk on the slippery side」に行ってきた。久々に日本人アーティストの展示だし、偶然このギャラリーのオーナーが、以前の同居人の友達だという話を聞いてたこともあって、見に行く前からなんだか勝手に親近感。

展示は二部屋からなっていて、手前の部屋には天井からつりさげられて電動でゆっくり回るねじれたチューブというかホースのような素材、壁にももう一つホース、床に置かれてぶるぶる振動するカツラとバネがついた装置、壁に掛けられて赤や緑に光ってるねじれたチューブのようなライトなんかの作品たちと線描中心のドローイング。奥の部屋も数点のドローイング。自分が絵を描いているのもあり普段は絵に目がいきがちだけど、この展示では電動で地味ーに動く作品群が記憶に残った。印象に残ってるのが回転する二つのホースで、それぞれが絵の描いてある壁や床に微妙に触れながら繰り返し回転して、地味な痕跡を残しながら動いている。素材と動きのシンプルさと、痕跡の繊細さがなんだか心地よかった。というか、あの装置をつくってる繊細な感覚がいい感じ。
文章にしてみたけど、あの展示の感じがでない。もちろん自分の文章力の無さは前提としてあるんだけど。まあ、あの展示を見ないと伝わらないってことは、あの展示はいい展示だったのかなと。

奥にアーティスト本人がいたので、「日本語ではなせる!」と思って話したかったんだけど、他のお客さんと話してて忙しそうだったんで断念。

帰る前に置いてあった作品集の文章やインタビューを読んではみたけど、よくわからず。まあ、作品見て面白いと思うからいいか。

(熊谷)